京都の街並みにあった看板について

京都 看板

京都で思い浮かぶ風景とはどんなものでしょうか。嵯峨野の竹林の道、古寺をめぐる道すがら眺められます。石塀小路は、もっとも風情が残る散歩道です。まわりには日本的な料亭、旅館、喫茶店などが並んでいます。祇園や高山寺方面をつなぐ坂道も、古い建物が残り独特のしっとりした雰囲気を楽しむことができます。歩いていると歴史的建造物や仏閣、神社が多い古都にけばけばしい広告は似合いません。京都ならではの風情ある看板とはどういったものがいいのでしょうか。やはり、落ち着いた古都のイメージに合ったものである必要があります。静かな落ち着いた雰囲気に似合った広告が望ましいです。どこにでもみられる広告塔ではない、情緒あるイメージが求められるのはいうまでもありません。

古都の街並みに合った看板に合ったデザインとは

京都といえば和のイメージです。日本の象徴である和が取り入れられることが重要です。京料理や湯葉といった料理は和の象徴です。自然に目に入ってくる建物や衣服などからも和を感じることはできます。古い街並みに合った看板は、少なくとも和を重んじるものでなければなりません。全国統一の色調のものでは、古都にはあいません。雰囲気が盛り込まれた和を基調とするものが求められています。市の条例では、色調や反対カラーを強調したものは和を乱すものとして禁じています。古い町並みには、その風景に合った色調が必要です。昔は多くが赤をベースにしたものが禁止されたようです。最近は、広告物を依頼する際には特定の色相、明るさ、鮮やかさの3属性の調和が求められています。和を尊ぶことが必要になります。

和を重んじる精神が必要な古都の広告物について

京都では、広告物を設置する際には市の条例である「市街地景観整備条例」に基づいて新規に設置する場合には市長の許可が必要になっています。簡単な広告物も公衆にみられる場所に掲げる場合には届け出が必要です。和を重んじた古都にふさわしいイメージが求められているからです。デザインや色以外にも表示を禁止されている場所が決められていたり、街並みや古い小路に残された雰囲気を壊さないようにすることがもとめられています。業者に依頼して看板を作成したり、掲示物を作成する際には条例の内容をしっかり把握しているかを前提に依頼すべきです。かなり厳しい条件がありますので、事前に行政に相談するのもひとつのやり方です。古都を守る試みから出ていることです。和を尊重する精神を大切にすることで景観を重視するものであることを忘れてはいけません。